Case3.

異物を誤食し胃内異物と腸閉塞を起こした犬の一例

【 症 例 】

フレンチブルドッグ   オス  5歳

机のコーナーガードを食べてしまった“かも”ということだったのですが、症状が無かったため経過を見ていました。
1ヶ月後、朝から何回も嘔吐してるということで来院されました。
レントゲン撮影を行ってみると

レントゲン検査にて胃の中と十二指腸のところに異物らしきものを確認。
今回の嘔吐の原因と診断し、手術を行うことにしました。

 腸異物が詰まっているところと腸異物を摘出しているところ

 胃内異物を摘出しているところ

 

 摘出した異物

 

異物による腸閉塞は飼い主さんが自覚がないことが多く、気づかないうちに食べているケースが多く、気をつけておかないと、何度も手術を受けることになるため十分に注意していただくことが重要です。
実際にこの症例は1番目の症例と同じわんちゃんで、3回目の誤食でした。